2023年12月11日
コンフォートゾーンを脱出する
望月大嗣
こんにちは、望月です。
今年も残すところ20日となりました。あっという間ですね。
今年を振り返っている中で、とても考えたことがあったので、それについて書いていきたいと思います。
皆さん、コンフォートゾーンをご存知でしょうか。
コンフォートゾーンとは、『その人が慣れ親しんでいてストレスや不安を感じずに過ごせる、心理的な安全領域』のことです。
とても良い領域で、日々このような領域で過ごしたいと思う方も多いかと思います。
それは当然で、あえてストレスのかかる領域に身を置きたいという人はいないでしょう。
ただ、そのコンフォートゾーンに居続けると、人は成長しません。
人は、いつもと違いストレスがかかる環境において、その環境に適応しようと自分の能力を上げようと努力することで成長します。
大人になり、日常生活の大抵のことを経験し、仕事も日々同じことの繰り返しでストレスなく変わらない日常を過ごしている人がほとんどだと思います。
それが良いという人にとってはコンフォートゾーンは最も良い領域ではあります。
しかし、もっと成長したい、上を目指したいという人にとってはとても危険な領域でもあるのです。
成長するにはこの領域から意図的に脱出しないといけません。
僕も独立してから数年が経ち、不自由のない生活ができるようになって、コンフォートゾーンに入り、ストレスなく生活していた時期がありましたが、昨年末、そこから抜け出て日々自分の能力をあげるために、ストレスがかかる環境に身を置くようにしました。
コンフォートゾーンを脱出し、成長が必要な厳しい環境に身を置いているのですが、人間は不思議なことに環境に適応する能力が凄いようで、だんだんとその環境に慣れてきてしまっています。
これは環境に適応する=能力が上がっていることでもあるので、良いことなのですが、更に成長するためにはまたコンフォートゾーンを脱出しないといけません。
会社を拡大していくには、代表の僕が一番成長しないといけません。
自分の能力を上げ、会社を引っ張っていくためにもコンフォートゾーンを脱出して更に厳しい環境に身をおいていきたいと思います。
皆さんもコンフォートゾーンについて考えてみてはいかがでしょうか。
望月大嗣
税理士法人の経営に加え、様々な業種の会社経営に参画した経験から、多種多様な経営相談に対し、企業に適したアドバイスをすることを得意とする。また、アドバイスだけではなく、時には実行支援も行う。最近では、会社経営の経験を活かし、地方企業の事業承継問題に対して積極的に取り組んでいる。
